皆様、こんにちは、hiroueです。オーストラリアの大学院に留学するために、IELTSを勉強し、2019年4月に、overall 7.0を達成しました。
今回は、ライティングについての勉強法を書いていきます!なかなか対策が難しいパートです。
ざっくりと、全科目通した流れをご覧になられたい方はこちら
ライティング対策は、独学が難しい+高得点も難しい
リスニングやリーディングに関しては、TOEICやら大学受験をやってきた人にとっては、比較的対策がしやすいので独学が可能だと思います。
しかし、スピーキングとライティングのアウトプットパートは、どうしても難しいです。答えが1つじゃないですからね。
それと、日本人受験生がIELTS6.5を狙う場合、LとRでそれぞれ6.5、SとWで6.0を取れば、これで6.5ですので、一番無理がないです。ということで、ライティングは、とりあえず最小限の6.0を目指しましょう。
ライティングの独学の難しさとは
どうして独学が難しいかというと、いくつかあります。
1.書き方を知らないと点数が出ない。徹底できるかで点数がはっきり変わる
2.添削してもらわないと、自分の文章が採点基準に即しているかわかりにくい。
3.モチベーションが保ちにくい。
一つ一つ見ていきます。
1.書き方を知らないと点数が出ない。徹底できるかで点数がはっきり変わる
IELTSのwritingには、明確な書き方があります。
これは、大学の英文エッセイの書き方とほぼ同じらしいです。
以下、イメージだけを掴んでもうらうために、ざっくりと説明しますね。
まず、何より大事なのは、問われているのが何なのか?を知ること。
つまり、問題文をよく読むことです。
もし、2つの意見が提示されて、両方の点を説明せよとあるならば、2パラ目と3パラ目はそれぞれの立場を紹介。
逆に、1つの意見が提示されて、賛成か反対かを問われている場合、賛成か反対かを決めたら、逆の立場のことを書く必要がありません。賛成なら2パラ目、3パラ目両方共賛成の理由を視点を変えて説明します。
だいたい5つか6つくらいのパターンに集約されますので、全てのパターンを身につける必要があります。
そして、実際の文章の構成ですが、ざっくり以下のような感じです。
1パラグラフ目
バックグラウンド(このエッセイの問題に答える上での基礎的なお話)
お題を自分なりに言い換えながら、結論を述べる
2パラグラフ目トピックセンテンス(このパラグラフで言いたいこと)
理由1つ目
理由1つ目の具体例
理由2つ目
理由2つ目の具体例
3パラグラフ目トピックセンテンス(このパラグラフで言いたいこと)
理由1つ目理由1つ目の具体例
理由2つ目理由2つ目の具体例
4パラグラフ目結論。
1パラグラフ目の結論を、違う言い方をしながら記載。
2パラと3パラで触れた内容も少し盛り込む。
みたいな感じです。
・お題に適切に答えているか
・エッセイの構成が上記のようになっているか
この2つさえ体に叩き込んでしっかりかければ、よほど文法や単語の間違いがひどくなければ、確実に6.0は取れます。
でも、この2つを体に叩き込むのが、結構大変なのです。
信じる人を決めて、その人のやり方をコピーしていく、というのがまずはいいのかなと。
なので、スクールや個別指導をおすすめします。
2.添削がないと自分の文章が正しいのかわかりにくい
一応、インターネット上にもたくさんライティングに関するtipsは散らばっています。私は、IELTS Advantageの動画がすごく参考になりました。
次の記事で書くスピーキング対策では、めっちゃ有効ですが、ライティングも同じくあります。
しかしyoutubeなどは有益でも不特定多数への発信にどうしてもなります。
リーディングやリスニングと違って、唯一の答えがライティングにはありません。あなたの答えに最適なフィードバックをしてくれる人が必要です。
問いにちゃんと答えられているか、エッセイの構造は正しく組み立てられているか、文法や構文の間違いはないか、単語は正しく使用できているか。
これらを自分だけで確認するのは困難です。
英語の情報を漁れば、添削してくれる人もいます。ある程度英語力が向上してきたら、そういう人たちにお願いするのもいいでしょう。
3.モチベーションが保ちにくい問題
リスニング対策の記事において、如何に効率的に机に向かう時間を削減し、勉強へのハードルを下げて継続的に出来るようにするかが大事と書きました。
机に向かって頑張るのってめっちゃ大変です。仕事が忙しいと特に。
しかし、残念ながら、ライティングの対策はがっつり机に向かい合わないと不可能です。
ながらでは出来ません。
しかし貴重な机に向かう時間も、ついつい答えがあって成果が見えやすいリーディングや模擬試験を解くことに取られてしまいます。
これは仕方のないことだと思います。
スクールを利用すれば、必ず課題が出され、それを書ききって授業に望まないといけないので、とてもいいペースメーカーになります。
では、どんなスクールがいいのか
私の場合、しばらく独学で(と言っても後回しについついしていてほとんど何も出来てなかったのですが)5.5止まりで、6を超えられるビジョンがわかず、焦りが募っていましたので、精神安定的な意味も込めて日本語も交えて確実に理解できるところを探していました。
色々と調べた結果、DEVELOP language institute というカナダにある語学学校のIELTS Writing 8回コースをオンラインで受講しました。
バイリンガルの日本人の方が、上記のポイントを、わかりやすい資料とともに、しっかり教えてくれます。
スカイプを利用してマンツーマンでの授業になるのですが、家でエッセイを書いて授業の48時間前までに送るルールですので、半強制的に英文を書けることになります。
英語でのネイティブが行っている添削サービスと比較すると、少し割高ですが、やはり母国語での理解度はめちゃくちゃ高かったので、私は大満足でした。
通学型のスクールはどうしても高くなるので、こういうオンラインベースのスクールは嬉しいですね。どこにいても受講が可能なのがありがたいです。
他にも 藤本政信さんという、カナダに移住されたIELTS講師の方の添削授業も、とても良さそうでした。ブログも網羅的で素晴らしいです。たしか、申込み時期があわなかったので断念した記憶があります。
ある程度書き方を習得したら
一度書き方を習得したら、あとは自分でも練習をしてみましょう。
もちろん、単語力の強化も加点に繋がります。
次の段階で大事なのは、制限時間内に書けるということ。
task1に20分、task2に40分というのは、正直私には短すぎました。task1の文字数が何度か足りなくなってしまうこともありました。
数を書きたいという方でしたら、MR.WRITINGというサービスもおすすめです。毎日1本添削がお願いできて1ヶ月3万円です。やる気があってたくさん書ける人にはいいですね。
時間を測って時間どおりに書ききる練習をするのにぴったりです。
まとめ
writingは、一番お金もかかってしまうパートですね。
でも、大学や大学院では、エッセイを書くことがめちゃくちゃ多くなるので、ここで正しい書き方をマスターしておくのは、後々にも役立つと思います。
また、一度ポイントを押さえれば、少なくとも6.0であれば、安定して出すことが可能な科目です!
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