どうも、hiroueです。
現在、ソフトウェアエンジニアへのキャリアチェンジを目指して、オーストラリアのブリスベンにある大学院に家族で留学しています。
海外ドラマを見るのが英語学習にいいって言いますよね。
私も同意なのですが、英語を伸ばすため!という観点で海外ドラマを見ちゃうと苦痛です。
続かないです。
英語の勉強の要諦は、いかに毎日やるか、そしてその毎日やるためのハードルを下げるかにあると思っています。特に忙しい社会人にとっては。続かない苦痛な勉強法はおすすめできません。
そして、基本的にはドラマ視聴というのは、「受け身」の英語勉強法なので、能動的なシャドーイングやその他の勉強には負けます。
じゃあなんで「英語も伸びた」なんてタイトルに書いたかと言うと、面白すぎて全シーズンそれぞれ4回も繰り返し見たからです。
そして、30過ぎて恥ずかしいのですが、ソフトウェアエンジニアにキャリアチェンジしたいと思ったきっかけになったのもこの作品です。
簡単なあらすじ
今は、Amazonプライム加入者は無料で見れますし、1話約30分ずつですっごい気軽に見始められるので、もうつべこべ言わず見てほしいのですが、本当に簡単なあらすじだけ。
たぶんgoogleをもじったhooliという巨大な検索エンジンの会社でプログラマーとして働くリチャードが、自分の圧縮アルゴリズムを使ったビジネスを立ち上げます。
で、その圧縮のアルゴリズムが圧倒的すぎて、元のhooliや、有力VCなんかが出資や買収に乗り出したり。結局仲間とともにそのアルゴリズムを軸にした会社を立ち上げるのですが、見事に苦難の連続です。
シリコンバレーで資金調達をしたスタートアップというと、キラキラしている印象を抱きがちですが、全くの真逆です。
不器用な中に光明を見出しながら、前に進んだり後ろに戻ったりする様が、とてもおもしろいのです。
コメディはコメディで、それはもう腹を抱えて笑えるのですが、ドタバタというよりは、シュールだったりブラックだったり。ときにシリアスだったり。本当に「人間臭い」コメディなんですね。
今はシーズン5までやっています。本当に残念なことに、シーズン6で終了だそうです。最も好きなドラマがまた一つ終わってしまう。。。
2019年の終わり頃という報道も出ていますね。と、ツイッターを見てみると、チンヤンという愛すべきキャラクターが撮影に入っているとの情報が。
ラストシーズンも近そうです。
Silicon Valley 6.0 Day1 #SiliconValley @SiliconHBO pic.twitter.com/gyDvB7FOQO— Jimmy O. Yang (@FunnyAsianDude) July 1, 2019
かのビルゲイツも、シリコンバレーの現状を知るなら、シリコンバレーを見ろと勧めていますね。
Considering the impact Silicon Valley has on our lives, I’m surprised how rarely pop culture gets it right. To understand how it works today, you should watch @SiliconHBO. Personally, I identify most with Richard Hendricks: https://t.co/EsiglR37Bo pic.twitter.com/5agUIEUdF2
— Bill Gates (@BillGates) November 19, 2018
どうして好きな海外ドラマが英会話の役にたつのか
私は、IELTSという英語試験に奮闘していました。以前にも以下のような記事を書きましたが、
英会話というのは、基本的な文法の上に、「慣れ」と「自信」、それに単語力を乗せたものだと思うのです。ようは、英語っぽく英語を話せることも大事ということです。
海外ドラマにハマるというのは、この「慣れ」と「自信」の部分を自然と身につけられるんです。
私は、ほんと嫌になるんですが、映画やドラマ、小説のセリフとかが覚えられません。
たまに、かっこよく引用する人いるじゃないですか。ほんと羨ましいなと思います。
そういう人は、もう生の英語に触れまくるだけで引き出し増えますね。私はそれが出来ないので、ドラマの気になった言い回しを使うことはあまりありません。
では、何が活きるかというと、キャラクターの話し方や立ち居振る舞い、ネイティブ同士の間のようなものなんですね。
well, I mean, you know, what the fxxx,などのよく使う表現も、その雰囲気の演出に一役買います。
なんでもそうですが、自分の勉強していることの最終形態にふれることは本当に必要で勉強になります。
シリコンバレーをぶっ続けで2時間ほど見たあとに、オンライン英会話をすると、自分がリチャード(主人公)になったかのような錯覚で話せます。そして、その時の先生に、「なんかめっちゃ上手になったね」と褒められました。
この、「話し方を真似する」というのも、英語における「慣れ」と「自信」の醸成に役立ちます。
私のシリコンバレーの見方
最初は日本語字幕で2周。そして英語字幕で2周。
3年ほど前に初めてシリコンバレーを見始めたときは、英語での聞き取りなどに自信は全くありませんでしたので、日本語字幕で見ていました。
その時点でも、2週くらい見た記憶があります(笑)
そして、ここ1年のIELTS勉強期間にも、息抜き代わりに3周目、4周目を見ていました。
ただし、英語字幕にしました。最近はすべて英語字幕でドラマを見るようにしています。
ゲーム・オブ・スローンズもストレンジャー・シングスもそうしました。
英語字幕か、字幕なしか
ここは非常に判断が難しいです。
英語字幕は、意味を取るのに楽ですし、意味がわかるので見ていて楽しいです。
一方、字幕を追いかける=リーディング力になってしまうんですね。
だから、リスニング力を鍛えたいのなら、多少無理しても字幕は外すべきです。実際の英会話の場面で字幕が出ることはないですしね。
ただ、冒頭にも書いたとおり、楽しくないと、継続できないんですね。字幕無しでリスニングだけで意味があいまいなままで進むのが楽しいのかどうかが判断基準ですね。
私にとっては、海外ドラマは、息抜きでもあり趣味の時間なのに、結果的に英会話力も向上している!という風にするのが一番良かったです。
勿論、ストイックに海外ドラマを英語学習に使おうと思いえば、いくらでも方法はあると思います。ずぼらな私には、ハードルの低いこのやり方が最適でした。
まとめ
色々と書きましたが、英語学習抜きにしても、シリコンバレーは最高に面白いドラマです。
ぜひ、見てみてほしいです!
コメント
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