海外ドラマ NETFLIX のクィア・アイ日本編は、英語が抜群に入ってくる。泣けるし笑えるし最高です。

海外ドラマで英語学習

どうも、hiroueです。現在、オーストラリアのブリスベンにある大学院に家族で留学しています。2019年4月に、IELTS(アイエルツ)7.0を獲得しました。

初めてのセメスターも終わり、なにかドラマでも見ようかと物色していたところ、クィア・アイ 日本編にいきあたりました。実はこれがシリーズ物であることも、どんな内容なのかも全く知らない状態でした。外国人の目線で日本を見てくれるのかなあ、ぐらいの期待感でした。

結論、このドラマは本当に最高です。まじで毎回泣かされて、毎回自分の内面に向き合わされて、こんな自分でも自分を表現しながら前に進みたいと力をもらえるんです。英語に関しても、舞台が東京ですし、Fab5(ゲイの5人組、各分野のスペシャリスト)が向き合うのは、自分と向き合えず自分を殺しながら日々と向き合ってきた日本人たち。容易に感情移入が出来るので、Fab5の英語が自分ごとのように入ってきます

4話しかないので、すぐ見れちゃいます。ぜひ、ネットフリックスにご加入の方は、見てください。

簡単なあらすじ

Fab5は、ゲイの5人組です。美容、セラピー、料理、建築、洋服、それぞれのプロフェッショナル。今回彼らは日本にやってきて、悩みを抱える人達に1週間寄り添い、自分に自信を持てるように、高めていってくれるのです。

4つのエピソードの登場人物でたちは、それぞれの個性があり、性別もばらばらなのですが、一つ共通しているのは、本来の自分を日常生活の中で見失ったり、出さないことを選択しているということです。そのことにより、生きづらさを感じています

最も素晴らしいと思ったのは、Fab5は、決して価値観を変えることを強制しません。あくまでも、内面から出てくる言葉を尊重します。なので、内面から前向きになる手伝いをするのが彼らの本領なのでしょう。服選びにしても、まずは何も言わずに彼らが気にいるものを選ばせますし、料理も、なにか思い入れがあったり、周りの人が食べたがっているものを選びます。

自分たちはそれぞれ、すでに大切なものを持っていて、でもそれをときに見失っちゃっている。Fab5はそんなコアを見つけて、きっちり向き合い、寄り添いながら磨いていく。そして、さらに内面の変化だけでは終わらず、そんな自信を持った内面をさらに勇気づけてくれるように、外面(髪型や部屋のデザイン、洋服)もブラッシュアップされる。毎回、声が出そうになるくらいおしゃれになります。とくに部屋!なんで1週間でこんなにガラッとおしゃれに出来るの??うちもやって!!となります(笑)

登場人物も、それぞれ自分の強さを持った人たちです。向き合うことを避けてきたところに向きあい、解決していくのはとても大変ですし、辛いです。最初は諦観のようにも見えるのに、どんどん感情が動いていき、その中で涙することも。眠っていた部分が動き出すんですね。

こうやって外からの目線を入れてもらうことによって、やっぱり日本社会って生きづらいよね。同調圧力強いよね、と再認識する一方で、でもクィア・アイがこれで5シーズン目であることを考えると、これは日本だけじゃなくて、世界的な問題なんかもなあと
本来の自分と向き合い、高めること。言葉にすると簡単だけれど、実際に実行するとなるとこんなに難しいことってないよね。特にもうすでに何年もの間向き合うのを避けている人たちにとっては。

英語学習の視点からのクィア・アイ日本編

冒頭にも書きましたが、日本編ということで、感情移入が出来ることが素晴らしい。通常の海外ドラマは楽しいけど、「自分とは違う世界のお話」って感じがしてしまうのも事実。

クィア・アイ 日本編の場合は、登場人物たちにもろ感情移入が出来るので、Fab5の英語が、あたかも自分に語りかけられているかのように錯覚します。Fab5たちからも、日本文化や登場人物たちへの惜しみないリスペクトが感じられるので、本当に自然に言葉が入ってきます。

登場人物の返しは日本語であることも多いので、会話の意味をつかみ取りやすいので、少し苦手意識がある方も、いきなり英語字幕で十分楽しめると思います

それにしても、依頼者や登場人物、英語上手な人が多くてびっくりです。私も頑張らねば。

英会話に必要なこと

私がこれまでのブログでも書いてきたように英会話には「基本的な英文法」「慣れ」「自信」「単語」が必要です。

「基本的な英文法」は、中学生レベルでもいいです。
「慣れ」は、ドラマなどに大量に触れたり、ネット英会話をやったりと、場数を踏むこと。
「単語」は、やっぱり知らないと苦労しますので、iknow!などがいいですね。

で、この「自信」というのが厄介だったんですけど、このドラマを見たり、大学院の最初のセメスターを経て再実感したのですが、「話したいことがあるか」「それは自分ごとになっているか」ということでした。

この内容を目の前の人達に伝えたい。その思いが強ければ強いほど、英語は出てきます。その思いが強ければ、多少の文法ミスや単語の間違いなんて関係ありません。

Fab5は徹底的に登場人物に向き合い、決して答えを急かさないので、自分の内面を考え言葉にすることが出来ます。これが一番、「自信=伝えたいことがある」に繋がるんでしょうね

まとめ

いやー、全然期待してなかったのに、最後にはもう終わっちゃうの??と悲しくなりました。素晴らしい内容でした。そして、やはり何事も「自分ごと化」するのが一番ですね。

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