IELTS(アイエルツ)overall5.5→7.0までのスコア変遷と学習方法

ielts 対策

みなさまこんにちは、hiroueです。
2019年4月にようやくIELTSの7.0を取ることが出来ました。

日本で仕事をしながらの受験は6.0まで取れた時点でやめてしまい、その後大学の付属語学コースに通い始めてから取得したので、勉強の半分は語学留学時となります。

ただ、基本的にはIELTSに関しては語学学校外の勉強が重要でしたので、日本にいても可能ですので、お役に立てると思います。今回は、大まかな勉強内容についてお伝えします。

受験日受験地OVERALLLISTENINGREADINGWRITINGSPEAKING
2019.4BRISBANE7.06.58.06.06.5
*2019.3*BRISBANE6.06.06.55.55.0
2019.3BRISBANE6.06.56.56.05.5
2019.2BRISBANE6.06.06.56.55.5
2018.10KYOTO6.06.07.05.55.0
2018.9OSAKA5.55.55.55.05.0

*2019.3 BRISBANEはcomputer delivered IELTS を受験

2018年7月〜10月(仕事と並行しての受験)Overall5.5→6.0

2018年6月に、まずIELTSの点数無しで、オーストラリアの大学院からofferをもらいました。IELTSの点数に応じて、付属の語学学校入学からの大学院への入学か、overall 6.5が取れるならば直接入学が出来るというオファーでした。

この時点での私の英語力ですが、2014年にTOEICを必死にやって855を取得して以来、ほとんどほったらかしにしていました。2016年頃に何かの折に受けたTOEICが750点くらいでした。そこからもほとんど何もしていなかったので、おそらく700点くらいが当時の私の実力だと思います。

とにかく色々なサイトをあたったり対策本を読み漁りました。

まずはIELTSの全体像の把握

やはり、IELTSも試験です。まずは、情報収集から入りましょう。
私が一番参考にさせていただいたのは、EURO TRAVELLERさんですね。
正直、めちゃくちゃ丁寧でわかりやすいので、私がブログを書く必要があるのか、とすら思うのですが(笑)

あとは、本としてまとまった情報が欲しい場合は、以下もめちゃくちゃいいです。
問題も適度に難しいし、Writingの対策が独学でちんぷんかんぷんな場合に、懇切丁寧に教えてくれます。これも、後述するリーディング対策にも最適です。

IELTS トリプル模試

基礎力強化:単語編

このパートは日本にいてもオーストラリアに来ても全く同じです。
TOEICの受験時代から愛用している、iknow! しか続きませんでした
(正確に言うと、とにかく面倒くさがりで自分に甘い私は、単語帳での勉強が続きませんでした。とても苦痛でした。何冊もほとんど新品に近い単語帳が家にあります。)

残念ながらIELTS編みたいなのがないので、TOEFL対策基礎というのをやりました。しかし、これで全然問題ないと思います。1日30分位は毎日やっていました。

単語の勉強の詳しいやり方は、こちらの記事を御覧ください。

Reading 対策 バンド5.5→7.0

単語の対策が進んでくると長文が読めるようになってきますが、最初はめちゃきついです。
そして、TRUE, FALSE, NOT GIVEN問題など、FALSE と NOT GIVEN の違いが全然わからずに苦労しました。
でも、これは慣れるしかないんですね。

なので、おすすめは早めに本番問題に慣れること
私は勉強時間が取れる日は、公式問題集を毎日1パッセージ解くことにしました。
1題20分で解く問題が、1回のテストで3題でます。でも、一回で全部解くのはしんどいのです。

公式問題集は、絶対に11以降を全部手に入れましょう。余裕があれば、10もやってもいいかもです。高いし、解説も皆無ですが、問題の質が完全に本番と同じなので、練習になります。

Reading対策について詳しくまとめています。

時間は本番との距離を確かめるために測りましょう。そして、20分過ぎても、ひとまずは自分の力で解き終わります。そして、その後、分からない単語などや分からない表現をノートにまとめます
結果的に最後は7.0を取れましたが、これは実力というよりは、問題との相性が良かったのだと思います。このときの実力は、多分6or 6.5くらいが妥当だと思います。

Listening 対策 バンド5.5→6.0

リスニング対策は、本当にシンプルです。
社会人はやはりとても忙しく、まともに時間を捻出しようと思ったら、4技能ともに対策なんて絶対できません。(もちろん、睡眠時間を削ってでも出来る方は素晴らしいですが)
リスニングは、全部移動時間にやっちゃいましょう。

やることはシンプルです。

シャドーイング

これしかありません。
シャドーイングの細かいやり方とかは色々あるのかもしれませんが、私の場合は、シンプルに
「聞こえたものをただ口に出して追いかけるだけ」
です。

TOEICの学習をしていたときも、IELTSも、結局対策としてはこれだけです。
あとは、試験が近づいてきたら、上記の公式問題集にチャレンジするだけです。

シャドーイングにおすすめなのは、
コリンズの、
Listening for IELTS
です。

IELTSよりも少し難し目で、早い文章が入っています。分量的にも、CD2枚で約2時間位。
多分、100回位は同じ音源聞いてると思います。

耳で聞いたことを口に出すメリットは、一連なりになってしまっている英語を、単語単位に分解できる能力がつくことです。あとは、その単語を知っているかどうか、言い回しを知っているかどうかに持っていけるので、単語学習や読解を頑張れば伸びます。

6.0〜6.5はこれで十分だと思います。
あと、iknow!をするときの例文も、全部音読していました。

リスニングやシャドーイングについての詳しい記事はこちら

Writing バンド5.0→5.5 & Speaking 対策 5.0→5.0

サラリーマン時代に、ここの対策はほとんど出来ませんでした。

一応、 BEST TEACHER
のIELTS対策サービスを使って、最低でも3日に1日は会話をしたり、文章を書いたりしていました。まずは事前に予習をしてから先生と会話をするという斬新なものでした。一度話したい内容を書いてみるのはとても良いことのように感じました。
しかし、それがハードルになってしまい、勉強の頻度を下げてしまいました。正しく使えば良い教材だと思うのですが、私のような怠け者には合わなかったようです。

Writingに関しては、そもそもベースとなる書き方を知らなかったのが大きな問題だったと思います。IELTS トリプル模試 の、writing 対策のページはすごく参考になりましたが、結局5.5止まりでした。振り返ってみると、戦略不在かつ練習不足に尽きます

会話に関しては、これはもう圧倒的な練習不足でした。というか、苦手意識が全く抜けませんでした。Speakingには、最後まで苦しめられました。日本での受験は結局5.0.

結局サラリーマン時代のIELTSは、10月の試験でやめてしまい、11月と12月に関しては、不定期にスカイプ英会話を繰り返すだけとなりました。ああ、怠け者・・・

詳しいライティングとスピーキングの対策は以下を御覧ください。

2019年2月〜4月 (in Brisbane) Overall 6.0 →7.0

IELTS の再度の受験を決意

1月からはオーストラリアの大学附属の語学学校に入りました。ここのコースを卒業できれば、IELTSの点数を取らずとも、大学院への進学が可能になるというものです。

1ヶ月ほど普通に授業を受けていたのですが、半数の生徒が卒業試験よりも前にIELTSでの成績で入学を決めるということを聞き、妻子のいる私としても、早めに入学の確証を得て、アルバイトなりをしたかったので、再度IELTSの勉強を2月より再開しました。

ちなみに、この時期の語学学校は、文法などの基本的な部分と、論文の書き方についてなどをやっていました。会話の練習は少なめで、hiroueの会話力が心配だと同級生の中国人に言われるくらいには会話が下手でした。

Listening バンド 6.0 →6.5 & Reading 7.0 →8.0 対策

基本的には、日本時代と同じです。
もちろん、iknow!で単語力強化も必須です。

といっても、公式問題集は日本時代に全部やっていたので、再度の解き直しでした。でもこれが良かったです。内容も結構忘れていて、でも一度やっているので当然正答率が上がります。
気分が良くなります。そして、2回もやったのにまだわかっていない単語や表現は、きっちり抑えるようにしました。
詳しいリーディング対策はこちら

リスニングも、全く同じです。
ひたすらシャドーイングをしていました。
ただこの頃は、授業でおすすめされたpodcastをシャドーイングするようにもしていました。
TED Talk とか、 BBC Business Dailyとか聞いていました。
TEDは私のレベルではめっちゃ難しかったです。BBCの方は、知ってる内容だと、聞き取れる、というレベルでしょうか。とにかく意味を取るよりもシャドーイングをしていました。

リスニングについての詳しい記事はこちら

Writing 対策 バンド5.5→6.5

Writingは、正直全然糸口が見えていませんでした。そもそも何からやったらいいのか。ネットを見ていると、定型文を覚えようとか、そういうことも書いてあります。

そして、最終的に行き着いたのが、
DEVELOP Language Institute のwritingコースでした。
カナダにある語学学校です。

もうすでにオーストラリアに来てるのに、カナダの語学コースをネットで受けるなんてと最初は戸惑いましたが、藁にもすがる思いでした。
でもこれが大正解でした。結局は、Writingは、如何にEssayとしての体をなして書けるかどうかに尽きます。IELTS独学派の方も多いとは思いますが、Writingだけは、知っている人から習うのが一番のように思います。知らなかったら出来ない、6でいいならば、知ってさえいれば取れる。それだけです。
週に2〜3本くらいエッセイを書きました。
詳しい勉強法は以下です。

Speaking 対策 バンド5.0→6.5

結果的に一番この3ヶ月で伸びたパートになります。一番時間をかけたとも言えます。
もうとにかく話すしかない!と思い、これまたすでに語学留学中にもかかわらず、オンライン英会話を多用しました。(笑)

利用したのは、マイチューターDMM英会話 です。
最初1ヶ月ほどで、マイチューターのIELTS対策50回パックを使い切りました。
IELTSに造形の深い先生方ばかりで、とても良かったです。試験での要点も、このとき全て学ぶことが出来ました。しかし、5.5の壁が超えられず、ここで足踏みしてしまいます。

最後はもう、量で押すしかないと、DMM英会話の一日3回コースを開始し、毎日3コマひたすら会話していました。(繰り返しますが、語学学校に留学してるのに、です(笑))

4月の試験は、筆記が終わった後Speakingまですごく時間がありました。これはと思い、3コマとも筆記の後に試験会場でレッスンを受けたのです。1時間半ぶっ通しで喋っていて、英語に対する緊張などもまったくなく程よくリラックス出来た状態で臨めました。

結果、6.5。結局、自信というか、どれだけ自然体で話せているかを見ているんだなあと実感。
だって、その前は極度の緊張からか、5.0でしたから、劇的に英語力が伸びたわけではないんです。

詳しい勉強法については以下を御覧ください。

まとめ

ざーっと私がIELTS対策で行ったことを書き出しました。
今後は、それぞれの項目を更に深掘りした記事を書いていきたいと思います。

やり方を見つければ、IELTS7は決して遠いものではないと思います!!

コメント

  1. […] にしてきた勉強のざっくりした流れは以下の記事を御覧ください。IELTS(アイエルツ)5.5→7.0までのスコア変遷と学習方法今回は、すべての英語の要になる、単語学習について書きたいと思 […]

  2. […] IELTS(アイエルツ)5.5→7.0までのスコア変遷と学習方法IELTS5.5から7.0になるまでにやったことを、スコアとともに公開しています。 自分が本当に怠けてしまうタイプなので、そうした方に参 […]

  3. […] IELTS(アイエルツ)5.5→7.0までのスコア変遷と学習方法IELTS5.5から7.0になるまでにやったことを、スコアとともに公開しています。 自分が本当に怠けてしまうタイプなので、そうした方に参 […]

  4. […] IELTS(アイエルツ)5.5→7.0までのスコア変遷と学習方法IELTS5.5から7.0になるまでにやったことを、スコアとともに公開しています。 自分が本当に怠けてしまうタイプなので、そうした方に参 […]

  5. […] IELTS(アイエルツ)overall5.5→7.0までのスコア変遷と学習方法IELTS5.5から7.0になるまでにやったことを、スコアとともに公開しています。 自分が本当に怠けてしまうタイプなので、そうした […]

  6. […] IELTS(アイエルツ)overall5.5→7.0までのスコア変遷と学習方法IELTS5.5から7.0になるまでにやったことを、スコアとともに公開しています。 自分が本当に怠けてしまうタイプなので、そうした […]

  7. […] IELTS(アイエルツ)overall5.5→7.0までのスコア変遷と学習方法IELTS5.5から7.0になるまでにやったことを、スコアとともに公開しています。 自分が本当に怠けてしまうタイプなので、そうした […]

タイトルとURLをコピーしました