皆様こんにちは、hiroueです。家族でオーストラリアの大学院に留学に来ています。
昨日テストが終わり、大学院で初めてのセメスターが終わりました。
さらっと内容を振り返りながら、自分の英語でついていけたのか?を考えてみます。
結論から言うと、「なんとかやりきったかな」と言えると思います。
4科目受講したのすが、今回は基礎科目を2つ紹介します。どちらかというと、留学の醍醐味であるインタラクティブというよりは、いわゆるお勉強という感じでした。
私はMaster of Entrepreneurship and Innovationというコースに所属しているのですが、いろんなコースにまたがっていて、殆どが違う専攻の人たちと授業を受けていたので、授業により学生の傾向が違うのが良かったです。
Introduction to Web Design
概要
その名の通り、Web Designの基礎から、実際にコードを書いて自分のホームページを作るところまでを学びます。自分はITバックグラウンドないので、やってみたかった授業の一つです。
国籍
90%は中国からでした。専門は、ITの人たちです。でも、学部時代は違う専攻だったという人が多く、ITのキャリアのほうが今後に役立つから、という方が多かったです。
英語の通用度
レクチャーの英語は、中国人主体のクラスということもあってか、比較的はっきり話してくれて聞き取りやすかったです。とはいえ、スピードは早く、分野も広いので、録画の授業を見返して確認することもありました。
グループワークもかなり多かったのですが、こちらは中国人と組むことがほとんどでしたので、共に第二外国語同士で意思疎通はしやすく楽でした。
課題
論文課題と、自分のホームページを実際に作ること、コーディングの技術テスト、なぜそのデザインを採用したかというレポートを書くこと、というのが大きな4本柱でした。
論文課題以外で、英語が大変だなと思う部分はありませんでした。
Webの技術を身につければ英語力がそこまでだったとしても、世界に通用する、というのはよく言われると思いますが、多分そうなんだろうなと思います。
HTML,CSS,JavaScript,どれも世界で同じですし、母国語での説明もネットにあふれてますしね。


総合
progateとかやってたおかげで、得意科目でした。
かなり基礎から、外国人にヒアリングを重ねて自分なりのウェブページを作るところまで一気通貫で出来たのは自信になりました。
UXの概念とかはさらっと触れただけで実践までは出来ていないので、発展系コースの受講が楽しみです。
Information system for management
概要
これも、幅が広い!
情報をいかに経営に繋げていくか、そしてそうしたシステムにはどういうものがあり、どう開発するか、ということの触りを広範囲に渡って学びます。これも、1学期目ということで、基礎ですね。アジャイル開発とか、よく聞くけどわかってなかったことを網羅的に出来たのは良かったですね。チュートリアルは、ひたすらにエクセルを触り続けました。
国籍
こちらもほとんど中国。80%くらい?ほかは、インドの人も多かったかな。私は、ずっとイタリア人と中国人のグループで勉強をしていました。ビジネス系の専攻の人が多いですね。
英語の通用度
レクチャーの英語はこちらもわかりやすかったです。ただ、専門用語も多く、予習してないとぽかんとなってくることも多く、かつ「つまらない」時間になることも。大教室なので、みんなの注意も散漫。自分も、興味あるところは熱心ですが、気がそれることもありました。
課題
論文、エクセル課題、そしてテストでした。
英語圏での論文は初めて、というか、しっかりした論文は書いたことがなかったので、参考文献の探し方、引用の仕方、文章の構成方法など、とても勉強になりました。
教授も、初めて我々が書くという前提で教えてくれました。
エクセルは、英語の指導動画を見ながら一つ一つやっていきました。vlookup,pivot table,solver,goal seekなど、触ったこともない機能に精通できて、めちゃくちゃスキルアップした気がします。
テストは、割と地獄でした。英語に苦労しました。レクチャーの理解が足りないまま、かつ暗記もしないといけなく、(教授は暗記ではなく理解を見たいといいますが、ある程度暗記していないと、応用が出来ない)かなり苦労しました。

総合
この授業、選択科目で必修ではなかったのですが、取って良かったです。エクセルスキルは今後めっちゃ役に立ちそう。
昨日中国人の友人と話していて、「こんなの自分で勉強したらえんちゃうん、しんどかっただけや」と言っていて、たしかにそのとおりですが、なにかのきっかけで追い込まれないと勉強しないのも事実。
まとめ
留学の評価って本当に難しいですね。
今回紹介の2科目、間違いなく日本語でも学べるし、別に大学院じゃなくてwebでもいいし。むしろ英語でやることによって学習効率は落ちています。
MBAとは違い、学部卒そのままという人も多いのでどうしても「実務に活かす」より、基礎を網羅することに主眼が置かれます。だから、「単位を取れればいい」という思考になりがち。
慣れない英語、膨大な課題、この2つに追われてしまって、私自身も単位を取ることを目標にしてしまいました。次学期は主体性をもっと出していきます。
コメント
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